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古来より「加古川」は豊かで穏やかな流れにより、流域の人々の生活を支えてきました。この兵庫県下最大の母なる川「加古川」は、まち(東播磨)の顔でもあります。
その川を、まちの住民のシンボル、心のよりどころとして位置づけようと、1988年より本格的な調査研究が始まりました。そして「加古川大堰」によって生まれた豊富な川面は、地域住民が水辺に触れることのできる責重な空間であり、ボート競技場として利用するのに非常に条件のよい場所(全国的な大会の開催が可能なスペースがあり、しかも京阪神地域に近い)であることが判明しました。
ここで実際にボート競技を開催できれば「加古川」を広く県内外にアピールできます。さらに環境や施設の充実を図ることで競技人口を拡大し、より多くの人に明るい豊かな時間と場所を創出できます。加古川流域の高校や中学校にボ−ト部が設立されれば、ウォータースポーツを通じた幅広い「青少年教育の場」として活用されるようになるのです。
この企画は、まちの活性化を図る上できわめて重要であると考え、加古川にボートが浮かび、川面に歓声がこだまする日を夢みて、その実現に向かっての活動が始まりました。
そして1990年、地元諸団体、協賛企業の多大なるご支援のもと、関西学生漕艇秋季リーグ戦を誘致し、「第1回加古川レガッタ」を開催することができたのです。 そして毎年、学生たちの白熱した競技が繰り広げられ、大会は会を重ねるごとに大きくなっています。特に昨年より西日本において唯一、2000Mのコースがとれる川としてさらに熱い注目をあびています。運営面においても関西学生漕艇連盟の皆さんを中心に、地元町内会をはじめとする各種団体、並びに地元企業の多大なるご支援、ご協力のもと、円滑に行われています。
川面に浮かぶボートの姿を見て市民の方々の関心も徐々に高まり、より多くの人々に加古川の水辺に触れていただき、ボートを漕ぐ楽しさを味わっていただきたいという想いから1994年、「第1回加古川市民レガッタ」が開催されました。
この市民レガッタも回を重ねるごとに参加チームがどんどん増え、1996年には加古川市立漕艇センターがオープンして施設が充実したこともあり、競技人口はますます増加、今では県内外から約450チームが参加するというマンモス大会に成長しました。近年はボランティアスタッフも増え、市民による市民レガッタへと発展しています。
私たちの夢は「レガッタのメッカ加古川」に向かって着実に歩んでいます。
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